過去のイベント2016年度
第8回 応用倫理研究会
- 日時:3月17日(金)16:30-17:30
- 場所:W205室
- 講師:金光 秀和 氏(金沢工業大学基礎教育部 准教授)
- 演題:「他者としてのロボット─ポスト現象学からの考察─」
第7回 応用倫理研究会
- 日時:1月23日(月)16:30-17:30
- 場所:W205室
- 講師:Jacynthe Tremblay 氏(応用倫理研究教育センター 共同研究員)
- 演題:「相互補足性―心身問題における西田幾多郎とニールス・ボーア」
第6回 応用倫理研究会
- 日時:1月11日(水)18:15-19:00
- 場所:W408室
- 講師:妙木 忍 氏(東北大学大学院国際文化研究科 准教授)
- 演題:複製身体と女性―医学博物館における解剖学用ヴィーナスを中心に―
一般公開フォーラム
「シティズンシップと市民運動-LGBTをとりまく日本的事情-」
- 開催日:12月18日(日)
- 開催時間:午後1時半~4時半
- 場所:学術交流会館講堂[地図]
- 対象:一般、専門家、学生、行政担当者、等
- 開催趣旨:
性的少数者の社会・公的認知の拡充方策の一つとして、市民運動を検証・展望する。世界的な流れである「同性パートナーシップ の公的認証制度(同性愛者等に、異性愛者間の婚姻制度に同等もしくは近い権利・機会を与える制度)」の波は日本にも押し寄せ、札幌市長が要綱による制度創設を検討することを明らかにした。今後、性的少数者が市民権を享受するためには、行政や性多数者の理解を得るための様々な活動を有意義に行わなければならない。市民運動はその一つ。だが、問題をはらんでいないわけでもない。本フォーラムでは、社会学者、法学者、LGBTアクティヴィストなどの登壇者を用意し、市民運動の限界と可能性について考える。 - 登壇者
- 野宮 大志郎(中央大学文学部教授)
社会学・市民運動。グローバルに、国境を越えて展開する反戦平和運動、
人権環境運動、援助活動、ボランティア活動など、市民活動の研究をしている。 - 尾崎 一郎(北海道大学法学研究科教授)
法社会学。本学教員として、ジェンダー・セクシュアリティ関連研究教育で文学研究科応用倫理研究教育センターに協力している。 - 鈴木 賢(明治大学法学部教授・北海道大学名誉教授)
札幌でLGBTの当事者運動に長年従事。中国法、台湾法専攻。近時は台湾の同性婚運動をテーマのひとつにしている。
- 野宮 大志郎(中央大学文学部教授)
- 司会:瀬名波 栄潤
(北海道大学大学院文学研究科教授・同応用倫理研究教育センター員) - 主催・共催・後援
主催 文学研究科応用倫理研究教育センター
共催 法学研究科附属高等法政教育研究センター
後援 国際本部サステナビリティ・ウィーク2016 - ポスター[PDF]
第5回 応用倫理研究会
- 日時:11月28日(月)16:30-18:00
- 場所:W205室に変更となりました ×W104室
- 講師:河野 哲也 氏(立教大学文学部 教授)
- 演題:学校における心理職
Post-Conference Seminar
- Time/Date: 14:00-16:00/Sunday 30th of October, 2016
- Venue: Conference Hall Room 4
- Speaker: Peter G. Stone (Newcastle)
- Title: 'Cultural heritage and the Sustainable Development Goals. A missed opportunity?'
10th International Conference on Applied Ethics
'The Past, Present and Future of Applied Ethics'
(October 28-30, 2016)
Hosted by the Center for Applied Ethics and Philosophy (CAEP)
Hokkaido University (Sapporo, Japan)
-
We are delighted to announce the 10th International Conference on Applied Ethics on October 28-30 (Fri-Sun), 2016, at Hokkaido University in Sapporo, Japan.
- Confirmed speakers include: ・Ruth Chadwick (Manchester)
‘Interdisciplinarity in applied ethics: how far have we come?’
・Michael Davis (Illinois Institute of Technology)
‘How Applied Should Applied Ethics Be?’
・Peter G. Stone (Newcastle)
‘Ethical issues relating to the protection of cultural property and
cultural heritage during armed conflict’
・Robert Sparrow (Monash)
‘Robots, rape, and representation'
- Those participants who wish to present papers are requested to submit a 150-300 word abstract in a MS-Word file (.doc) to CAEP (caep@let.hokudai.ac.jp) by May 31 (Tue), 2016.
-
All queries should be sent to: caep@let.hokudai.ac.jp
第4回 応用倫理研究会 (Pre-Conference Seminar)
- 日時:10月27日(木)17:00-18:30
- 場所:W309
- 講師:Robert Sparrow 氏(Monash University)
- 演題:Unravelling the human tapestry. Diversity, flourishing, and genetic modification
- この研究会は第10回応用倫理国際会議のPre-Conference Seminarとして開催されます。
第3回 応用倫理研究会
- 日時:7月27日(水)16:30-18:00
- 場所:W309室
- 講師:奥田 太郎 氏
(南山大学 人文学部人類文化学科/社会倫理研究所 教授) - 演題:レジリエンス概念の倫理学的検討
公開シンポジウム「性的身体と自己決定」
- 日時:2016年6月18日(土)13:30-17:00
- 場所:北海道大学文系共同講義棟1階1番教室(軍艦講堂文1)
(札幌市北区北10条西7丁目) 地図[MAP] - 入場無料、予約不要
- 講演者・講演タイトル:
古賀 徹(九州大学)「心と身体の歪みとは何か」
佐藤 岳詩(熊本大学)「身体の改造と性」 - コメンテーター:藏田 伸雄(北海道大学)・宮野 真生子(福岡大学)
- 司会・進行:藤田 尚志(九州産業大学)
- 共催:科学研究費基盤研究(C)「近代科学の解体から愛・性・家族の哲学的基盤構築へ-変容する身体性を核として-」
研究課題番号16K02152(研究代表者:宮野真生子)
北海道大学大学院文学研究科応用倫理研究教育センター - お問い合わせ:mmiyano[@]fukuoka-u.ac.jp(宮野真生子)※@マークの[ ]を消したものがアドレスになります。
- ポスター[PDF]
意見交換勉強会「弁護士が見た国連女性差別撤廃委員会の現場~北海道大学文学部卒業生の視点~」
- 講師:弁護士 渡邊瞳子(愛媛弁護士会・法律事務所海所属)
弁護士 成 眞海(愛媛弁護士会・法律事務所海所属) - 開催日時:2016年6月5日(日)13:30-15:00 (大学祭期間中)
- 場所:北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)3階 W309室
北区北10条西7丁目(総合博物館前) 地図[MAP]
入場無料・予約不要・公共交通機関をご利用ください - 対象:一般、学生
- 講演要旨:
今年2月ジュネーブで開催された第63回国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)に、北海道大学文学部卒業後に弁護士になった渡邊瞳子さんが日本弁護士連合会(日弁連)所属のNPO訪問団の一員として参加しました。この委員会では日本人が初めて委員長を務め、8カ国が審査の対象になりました。その一つは日本。日本に対しては、女性差別撤廃条約とこれまでの勧告が実施されていないことに懸念が表明され、審査対象は、女性に関する政治・経済・立法、労働や家庭内の問題の他、、刑事事件、人身売買、震災における女性の権利保障、高齢女性、障がいのある女性、アイヌの女性、外国人女性、農村女性が抱える問題等々多岐にわたり、締約国日本の責任が問われました。
渡邊さんは文学部在学時から女性や差別の問題に関心を持ち、DVを扱う札幌のNPOに参加、その後早稲田大学大学院法科大学院へ進学し、弁護士資格を取得しました。現在はCEDAWを傍聴した成眞海さんとともに、愛媛県で弁護士としてジェンダーによる差別問題などを担当しています。
国連女性差別撤廃員会とは何をしている機関なのか、また今回の審査で何が行われたか、現場を目撃した弁護士二人になるべく分かりやすく説明していただきます。 - 主催:北海道大学大学院文学研究科応用倫理研究教育センター
- 協力:北海道大学附属図書館(国連寄託図書館)
- お問い合わせ:北海道大学大学院文学研究科応用倫理研究教育センター
TEL: 011-706-4088(平日12:00-17:00)
e-mail:caep[@]let.hokudai.ac.jp ※@マークの[ ]を消したものがアドレスになります。 - ポスター[PDF]
第2回応用倫理研究会
「今、改めて 戦争について考えよう―戦争倫理学入門―」
- 講演者:眞嶋俊造(文学研究科 応用倫理研究教育センター 准教授)
- ファシリテーター:川本思心(理学研究院/CoSTEP 准教授)
- 開催日時:2016年6月4日(土)14:00-15:30
- 場所:紀伊國屋書店札幌本店1階 インナーガーデン(入場無料、予約不要)
(札幌市中央区北5条西5丁目7番地) - 対象:一般、学生
- 講演者からのメッセージ:「嫌い」「しょうがない」から一歩前へ
世界各地で起こる内戦やテロ、東アジア情勢や安保法制を巡り、戦争と平和に関する議論が日本でも盛んになっています。
しかし、各自の主張を叫ぶだけでは、建設的な話し合いにはなりません。
実りのある議論をするためにも、「倫理」という視座から 「なぜ戦争が悪いのか」「どんな戦争がどのように悪いのか」一緒に考えてみませんか。 - 主催:北海道大学大学院文学研究科応用倫理研究教育センター
- 協力:北海道大学高等教育推進機構オープンエデュケーションセンター科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)
- お問い合わせ:北海道大学大学院文学研究科応用倫理研究教育センター
TEL: 011-706-4088(平日12:00-17:00)
e-mail:caep[@]let.hokudai.ac.jp ※@マークの[ ]を消したものがアドレスになります。 - ポスター[PDF]
第1回 応用倫理研究会
- 日時:5月26日(木)16:30-18:00
- 場所:W205室
- 講師:岩井 義和 氏(日本大学法学部 公共政策学科 専任講師)
- 演題:日本における広報理解とPublic Relations倫理~行政広報を中心に~
意見交換勉強会:ゲイとして自分らしく生きる
~北海道大学在学中のカミングアウトをきっかけに~
- 講演者:竹内 清文(文学部・文学研究科卒業生)
- 開催日:2016年4月15日(金)
- 開催時間:18:00-19:30
- 場所:北海道大学 学術交流会館 小講堂
(札幌市北区北8条西5丁目)[MAP] - 対象:一般、専門家、学生、等
- その他:入場無料、事前申込不要、要公共交通機関利用
- 講師からのメッセージ:
私は高校時代まで自分がゲイであることに悩み続け、自分自身を否定し、受け入れられず、絶対に他人に知られないように、異性愛者のふりをして生きてきました。 北海道大学時代に札幌のLGBTコミュニティに出会い、同じ仲間がたくさんいることを知り、 ゲイであることのpride(誇り)や人権について学びました。また、大学の同じ部活の友人にカミングアウトしたことをきっかけに、 ゼミや研究室などでもカミングアウトをするようになりました。
本講座でも、北海道大学文学部並びに大学院文学研究科のOBとして、学生のみなさんにぜひLGBTに関する正しい知識や、 性をはじめさまざまな多様性や個性の大切さをお伝えしたいと思います。自己肯定感を持ち、自分を大切にすることが、 大学を卒業して就職した後も生きて行く上でとても大切な基盤となると思います。
- お問い合わせ:北海道大学大学院文学研究科応用倫理研究教育センター
TEL: 011-706-4088 e-mail:caep[@]let.hokudai.ac.jp ※@マークの[ ]を消したものがアドレスになります。 - ポスター[PDF]